とある銀行員の超投資砲

金融系男子30代 節約&投資で経済的自由を目指す奮闘記。あらゆる投資にチャレンジ(不動産・株・FX・仮想通貨・ソーシャルレンディング)

【太陽光発電】③やった瞬間に信用棄損!ホントかな?

こんばんは!ベカンです!

先日から続いている

太陽光信用棄損問題!

本日で最終話である!

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これまでの経緯

まずは途中から入った人向け。

過去記事とあらすじをまとめる。

 ➀問題提起編

やまもん氏note「サルでもわかるバランスシート」

・太陽光は銀行評価ゼロ!

・やった瞬間に債務超過発言!

これに異論を述べた。

www.bekan13-investor.com

 

➁答え合わせ編

なぜ銀行評価がゼロなのか?

真相が明らかになった。

太陽光は流通市場がなく

換金性が極めて悪い。

価値算定不能により評価ゼロ!

www.bekan13-investor.com

 

③すり合わせ編(今回)

やまもん氏が突貫で

作った文章のため、

所々にミスリードあり。

内容を同氏と確認のうえ、

お互いに理解を深めた。

 

ミスリードの箇所は?

やまもん氏は

この難解な内容を端的にするため、

BS上の「債務超過」という言葉を、

銀行の融資保全とをゴッチャに説明。

そこからミスリード発生!

 

内容を刷り合わせた結果、

・BS上の太陽光評価=簿価

・銀行保全上の太陽光評価=ゼロ

・現実の太陽光実勢価値=ゼロ(換金性なし)

これが同氏が主張したかったこと。

 

投資資産の換金性を

常に頭の片隅に置いて、

税務上の簿価BSでなく、

実勢価値でのBSを意識しよう!

・・・とのこと。

 

まったく同感である。

換金性がない資産ばかりに

投資すると身動きが取れない。

また銀行の保全面でもマイナス。

融資額が伸びづらい。

 

銀行格付・保全の違い

読者の諸君は、銀行評価が

2つあることをご存知だろうか?

格付上の査定評価

・融資審査上の保全評価

 

これまでやまもん氏と

繰り広げた論争は、

この2つの違いを知らないと

全く理解できないものだ。

最後の締め括りとして、

説明しよう。

 

➀格付上の査定評価

まず大前提として、

銀行格付評価は

基本的に「簿価」!

 

なので太陽光設備1,000万円は

その金額通り1,000万円の価値。

銀行格付査定で評価ゼロにされ

ただちに債務超過扱いされない!

 

しかし!

時には減額修正を入れる!

私が実際に直面した

格付事例を説明しよう!

 

【水産加工会社A】(単位:百万円)

現金 100  借金900

マグロ900  資本100

   1,000    1,000

 

 

A社は借金900万円で、

同額のマグロを仕入れた。

しかしこのマグロを

評価ゼロと査定した。

 

何故か?実はこのマグロ!

10年前に仕入れた

モノだったのだ!www

食べたら死ぬよ?

 

【修正後のBS】

現金100  借金  900

マグロ0  資本▲800

  100      100

 

結構分かりやすかったろ?www

やまもん氏は太陽光設備を

この10年前のマグロと

同じ扱いで表現したのだ!

ここがミスリードの部分。

 

・銀行は格付BS上は基本「簿価」

・よっぽど酷い資産は修正する

 

太陽光設備一式を、

このマグロ扱いするなら、

中小企業の機械装置全般が

評価ゼロ扱いを受けかねん!

みんな債務超過や!万歳!w

 

あと実務上の話だが・・・。

銀行は与信少額先の格付は、

システムが機械的に判断する。

いちいち資産科目を見て

減額修正する余地なし。

 

銀行によりけりだが、

与信額5,000万以下は、

格付システム判定だろう。

 

機械判定に難しいことは

要求できないので簿価計算。

よって太陽光設備が、

格付上BSで評価ゼロに

なる可能性は無に等しい。

 

➁融資審査上の保全評価

先程の格付上評価とは、

別次元の話なので

切り離して考えて欲しい。

 

保全とは??

「融資先が倒産したら、

どれだけ回収できるか?」

の指標である。

 

【保全率の計算】

総融資額 ÷ 取得済担保

 

   A社   B社

融資 100   100

担保 100     50

保全 100%  50%

 

A社が飛んでも銀行は

100%回収できる。

しかしB社は?

半分しか回収見込みない。

さあどっちに融資したい?

明確だろう?

 

ここで重要なのが、

取得済担保

これは銀行へ担保に

差し出したモノ。

 

一般的には不動産が主流。

他にも預金・保険・有価証券など

担保に入れることができる。

 

保全率の計算上の大原則は

担保設定した資産のみ加算!

 

諸君がいくら資産を持ってようが、

担保に差し出したモノ以外は

保全計算に含むことができない!

法的拘束力がないからだ!

 

だから太陽光設備は、

銀行融資審査でいう

保全上は評価ゼロなのだ!

これは他の機械設備でも

何でも一緒のこと!

 

一応、太陽光設備に担保を

設定する手法(ABL)もある。

評価額分は保全率に算入できる。

しかし広くは浸透しておらず、

取扱銀行もまだ少ない。

 

再度復習してみよう!

上記2つの銀行評価を意識し、

やまもん氏のnoteを再度読んでくれ。

彼が文章を修正してない限り、

何が間違えだったか分かるはず。

 

BS上で太陽光設備が

銀行評価がゼロで、

債務超過扱いを受けるか?

 

違うだろ?

 

銀行評価がゼロなのは

融資審査上の保全の話だ。 

 

理解できたのなら

あなたは充分昇華できた。

 

@太陽光始めたいサラリーマンさん

この方は、一連の論争を見事昇華し、

ブログ記事されたので一読願いたい。

より一層の理解が得られる。

何でも信じてはいけない

彼が如何にスゴイ人でも、

「太陽光設備が銀行評価ゼロ!」

と言われて素直に

 

「銀行がそんな評価してたとは!?」

「情報ありがとう!」

と思考停止してはイケない!

 

「1,000万円もした太陽光設備が銀行評価ゼロ・・・だと?」

「そんな訳あるかよ!」

「それなら工場の機械設備とかもゼロになるじゃん?」

「それなら日本全国の中小企業が債務超過ジャン!」

と自分で考えることが重要。

 

他にもツッコミどころは、

「太陽光設備の換金性はない!」

のくだりかな?

 

「セカンダリー市場もあるぞ!」

「それでもゼロでいいんだな?」

「ならばやまもん氏の太陽光設備をね」

「全部、私がタダで貰ってもいいよ♡」

ぐらいの気概を持っていこうwww

 

これにて!

太陽光設備の銀行評価ゼロ問題!

終幕である!ではでは('ω')ノ

 

追伸~

にしても、やまもん氏・・・。

上記2つの銀行評価も

理解していたとは。

おそるべし・・・。

 

先日キングダムで例えるなら、

麃公将軍だと言ったが、

あまりにも最強すぎるので、

龐煖(ほうけん)に格上げしときますねw

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「李牧」のイメージと

ご意見もいただいたが、

私の中ではやはり龐煖。

 

人知が及ばない圧倒的な武力。

そんな感じw戯言でした。