とある銀行員の超投資砲

金融系男子30代 節約&投資で経済的自由を目指す奮闘記。あらゆる投資にチャレンジ(不動産・株・FX・仮想通貨・ソーシャルレンディング)

銀行から住宅ローンが無くなる

こんばんは。ベカンです。

私は地方銀行でローン担当。

住宅ローンは今や超低金利!

 

日銀がマイナス金利という

暴挙に出たせいで、

銀行の貸出金利は低下。

 

その中でも群を抜いて

煽りを受けているのが

住宅ローンなのだ!

変動金利なら0.4~0.5%と

正直タダに近い金利。

 

そこで銀行は考えた。

「もう住宅ローンやんなくてもよくね?」と

 

住宅ローンは逆ザヤに!?

住宅ローンがあまりにも

低金利になったせいで、

とうとう採算が合わなく

なってしまったのだ。

 

例えば例を出そう

・入額3000万円

・変動金利0.50%

・融資期間35年

・元利均等返済

 

これを繰上返済なしで

完済すると累計利息はいくらか?

たったの270万円だ!

毎年77,000円くらいだ。

 

そして実際には、

対応する行員の人件費は膨大。

延滞・回収不能リスクが伴う。

年末残高証明を発行・郵送、

繰上返済・返済日変更等の

細かな手続き対応等の経費が掛かる。

正直割に合わん。

 

こんな低収益では、

経費負けをしてしまい、

やるだけ赤字になってしまう。

 

銀行の苦肉の策

ぶっちゃけ住宅ローンは儲からない。

かと言って商品ラインナップから

外すことは出来ない。

ドラクエの呪い武具シリーズだw

 

そこで営業担当者は、

住宅ローン顧客に、

クルスセルするよう

命じられている。

 

主に火災保険だが、

ついでに生命・医療・年金保険。

また担保提供者や贈与者の

両親も巻き込み保険セールス。

資産家なら相続対策・事業承継、

資産運用まで幅を利かせる。

 

また特約付きの団信で

金利上乗せを狙ったり、

最初に手数料貰う代わり

金利を割り引く商品まである。

 

あの手この手で、

生き延びようと

銀行も必死なのだ!

 

地方ではメガバンク撤退済

とはいえ・・・。

住宅ローンが低採算で

あることには変わりない。

 

既にメガバンクは地方での

住宅ローン事業から撤退。

ターゲットを都心に絞った。

 

地銀・信金でも、

ローン受付窓口を減らし、

部署を集約化する動きが。

 

この低金利が長引けば、

住宅ローン取扱いを

止めてしまうのではないか?

 

低金利がカボチャの馬車を生んだ

ちょっと話は逸れるが、

低金利による銀行収益圧迫が、

高金利アパロン戦略に

銀行の舵を切らせたのだ!

 

収益物件へのローンは、

2~4%程で空前の高収益商品!

しかもワンショット億単位!

金利以外の手数料もガッポリ!

繰上返済には多額の違約金設定!

ほんとやりたい放題だw

 

ただ銀行もそんな融資を

やりたくてやってるのではない。

金利の低下に歯止めが掛からず、

経費が賄えないレベルまで

経営が落ち込んでいる。

しかたなくやってるのだ。

 

もし好景気ならば、

設備投資、増加運転資金

納税・賞与支払資金等の

本来銀行がやりたい

まっとうな融資が出来る。

資金需要豊富なら、

金利も取りやすいだろう。

 

それを日本政府の

緊縮財政と異次元緩和で

滅茶滅茶にしている。

 

需要がないのに、

資金だけジャブジャブ。

デフレが続くのも当然だ。

こんな簡単なことが

財務省様は分からないのだ。

 

だから無理に資金需要を作り

かぼちゃの馬車みたいな

悪魔の商品が生まれ、

銀行もそれに乗ってしまう。

 

Xデー前に住宅ローン借入

まあ正直なところ、

銀行から完全に

住宅ローンが消える

ことはないだろう。

ただ力を入れなくなる。

 

取扱店舗を減らす。

ネット対応のみにする。

人員・経費を最小限に抑える。

利用者の利便性は

ドンドン失われる。

 

取扱いはしてるが、

実質ないも同然な状態に

なる銀行も増えるだろう。

 

そうなれば金利は

上がるだろうが、

我々サラリーマンの

所得は下がる一方だ。

 

10年以上銀行に勤務してるが、

住宅ローンの低金利ピークが

今な様な気がしてならない。

 

銀行の住宅ローン離れが

起きる前に家を買っておきたい。

そんなことを思う

今日この頃であった。

 

ではでは('ω')ノ