こんばんは。ベカンです。
今日は投資の世界では、
史上初の珍事件が勃発した!
何と!何と!
原油先物(WTI)が
マイナスに転じた!
原油価格マイナス??こんな事態誰が予想したよ。先月買い時とか思ってた自分を恥じる。 pic.twitter.com/GTrp3u7vba
— ベカン@銀行員+ 不動産・太陽光 (@bekan13) 2020年4月20日
終値なんと▲37.59ドル!
最大風速は▲40ドルを割った!
でも一般の人達には
果たして何が起こったか
サッパリだっただろう。
そんな人のために
簡単に状況を説明しよう。
先物とは?
ここに時間を
割きたくないので、
物凄く完結に行く。
先物取引とは、
将来の売買について
あらかじめ現時点で
約束をする取引。
前もって売買価格を
固定できるので、
商品仕入の価格変動リスクを
回避するために使ったりする。
【例:原油】
本日4/21 20ドル
将来5月末(限月) 25ドル
この5月の先物を買うと、
将来25ドルで原油を買う
権利が貰える訳だ。
その時の原油価格が
20ドルだったら5ドル損
30ドルだったら5ドル得
※手数料は考えていない
原油先物がマイナスとは?
先程出した例で説明するなら
先週末 終値18.27ドル
5月限 4/20終値▲37.59ドル
前日比▲55.86ドル!
・・・は?w
初めての出来事なので
思考が停止する。
一体マイナスとは
どんな状態なのか?
それは5月渡しの原油は、
売り手が37.59ドル払うから
原油を引き取って欲しい。
そんな異常な状態なのだ!
原因は貯蔵スペース
新型コロナウイルス蔓延により、
現在世界中で経済活動停止。
原油需要は想像以上に減少。
各社原油のタンク貯蔵量が
限界を迎えそうなので、
原油の買い手がいない。
かと言って原油採掘を
一度止めてしまうと
多大な損失らしい。
生産・出荷止めるよりも、
お金を払ってでも
原油を引き取って
貰った方が合理的。
そういう判断が、
今回の先物マイナスの
事態を発生させたのだ。
コロナは「パルプンテ」!
新型コロナの影響は、
至るところに及ぶ。
原油先物に限らず
今後も「史上初」が
連発するに違いない!
ドラクエで言うところの
「パルプンテ!」
巨人が来て敵を蹴散らし、
笑いながら去っていくのか?
はたまたMPがゼロになるか?
敵がメタルスライムになるか?
「しかし何も起きなかった・・・」
このハッピーエンドを願う。
ではでは/(^o^)\