とある銀行員の超投資砲

金融系男子30代 節約&投資で経済的自由を目指す奮闘記。あらゆる投資にチャレンジ(不動産・株・FX・仮想通貨・ソーシャルレンディング)

【住宅ローン】ネット銀行は思った程安くない件

どうも。ベカンです。

私は地銀で住宅ローン担当。

近頃ネット銀行が脅威の

低金利プランを打ち出している。

 

こちらとしては、

商売あがったりだ!

てやんでぃ!w

 

でも冷静に比較すると

ネット銀行は然程安くない。

 

それだったら少し高いが、

対面チャネルで説明受けれて、

手取り足取り手続きを

フォローしてくれる

地銀・信金の優位性が上がる。

 

今日は実際にネット銀行と

一般的な地銀とを比較して

どれだけ差があるかを検証したい。

 

ネット銀行の驚異的な低レート

適当にネット検索して、

金利が一番安いネット銀行を選択。

 

【auじぶん銀行】

変動0.41%(auでんき加入で▲0..3%) 

保証料なし

事務手数料あり

通常団信込み(+50%がん団信)

一部繰上返済手数料 無料

 

【一般的な地銀】

変動0.5%

保証料あり

事務手数料あり

通常団信込み

一部繰上返済手数料 有料

 

書いてあることだけ見たら、

全てに置いてネット銀行が勝る。

条件付きだが変動0.38%とか

金利タダに近いレベルだ。 

 

地銀・ネット銀行の比較

字ずらだけ見ても、

どれだけネット銀行が

優れているかわからない。

モノは試しに比較してみる。

 

【前提条件】

借入額3000万円

期間 35年

元利均等返済

ボーナス返済なし

 

【auじぶん銀行:変動0.41%】

総支払利息  2,208,960円

事務手数料    660,000円

合計     2,868,960円

 

【一般的な地銀:変動0.5%】

総支払利息 2,707,500円

事務手数料   55,000円

保証料    618,300円

合計    3,380,800円

 

⇒ネット銀行511,840円オトク!!

 

それほど安くない・・・。

ネット銀行の方が、

総体で51万円も安い。

 

だがしかし!

この差額はあくまで、

35年間借り切った場合の比較。

繰上返済したら差は縮まる。

 

そして月々に直せば・・・

51万円÷420回(35年)=1,214円

なんとたった1,000円程度しか

安くならないのだ!

 

保証料不要!の嘘

よく「保証料が無料でオトク!」とか

説明があるが全くのウソである。

 

どんなトリックかというと、

保証料がない代わりに

同じだけ事務手数料を取るのだ。

 

【auじぶん銀行】

事務手数料:融資金額×2.2%(税込)

 

【一般的な地銀】

事務手数料:一律55,000円

保証料:1000万円を35年間で206,100円程

 

3,000万円借りたら、

ネット銀行:660,000円

地銀   :673,300円

 

な?これでわかったろ?

「保証料なしで60~80万円安くなる!」

と勘違いしてはいけない。

 

あと繰上返済した時に、

違いが発生する。

【保証料の場合】

残り融資期間相当の保証料返戻

 

【事務手数料の場合】

返戻なし!

 

なので保証料支払い方式の

地銀・信金の方が有利なのだ。

 

おまけ「特約付き団信」はまあまあ

「無料で全疾病団信に加入できる!」

「がん団信に入れる!」

との触れ込みでお得感を演出するが、

無料にしては「まあまあ」だ。

 

【auじぶん銀行】

「50%がん団信+全疾病団信」

に無料で加入可能!

 

・ガン診断で住宅ローン半額支払。

・全ての病気ケガが原因で180日以上入院で全額支払

※精神障害を除く

 

死亡時に出る団信(通常団信)は、

どこの銀行でも付保されるが、

無料で特約付き団信に

入れるのはデカい。

 

この場合のポイントは、

50%がん団信しか

意味を成さないこと。

もう一つの入院180日条件を

クリアする事はほぼ無理。

ガンだって1ヵ月程度で

退院する時代なのだからw

 

意味を成さない

「おまけ団信」の例を

もう一つ挙げよう

 

【SBIネット銀行】

「無料で全疾病団信に加入可能!」

・全ての病気ケガが原因で就業不能状態で毎月返済を保証

・12ヵ月継続したら全額支払い

※精神障害を除く

※8大疾病以外の病気は入院が条件

 

8大疾病ならば、数ヵ月は返済額補填を期待できる。

だが普通の病気・ケガでは入院条件が付くので、

ほとんどの場合が適用除外だろう。

ましてや12ヵ月継続することなどほぼ無い。

もしそうなら死に至るか、高度障害だろう。

それなら両方とも通常団信でカバーできる。

 

「全疾病にタダで入れる」と聞くと

凄くお得に聞こえるが、実際は

「無いよりマシ」程度の団信なのだ。

 

 じっくり吟味しよう

色々書いたがネット銀行の方が

総体的に安いことは間違えない。

 

 

上記の比較例が現実。

ネット銀行の方が、

51万円ほど安くて

少し良い団信に入れる。

 

ただ言うほど安くないと

言いたかった。

私が地銀勤務だからといって、

負け惜しみを言ってる訳ではないw

 

ネット銀行が安いのは、

セルフサービスだから。

地銀・信金は担当者が付き、

親切丁寧に手続きを進めてくれる。

この人件費分が安くなってるに過ぎない。

 

ただ考えてみて欲しい。

私の様に毎日住宅ローンばかり

やってる人間ならともかく、

人生に一度の大きな買い物が

セルフサービスでは

心もとなくないか?

 

住宅ローンを借り入れ後も、

何か問題が起きた時は、

店舗網や人材が豊富な

地銀・信金の方が

機動力・対応力に優れる。

 

住宅ローンは「金利至上主義」に

なりがちだが、他のサービス面も

考えて検討してみては如何だろう?

ではでは('ω')ノ