とある銀行員の超投資砲

金融系男子30代 節約&投資で経済的自由を目指す奮闘記。あらゆる投資にチャレンジ(不動産・株・FX・仮想通貨・ソーシャルレンディング)

親から住宅資金もらう時は注意!非課税特例を使えないと悲惨!

どうも!ベカンです。

住宅を新築・購入する時に、

親からお金をもらっても、

贈与税が掛からない特例があり

検討されている方も多いだろう。

 

今回、自分が担当している

住宅ローン顧客がこの制度を使い新築。

夫婦で1,500万円(夫1,000・妻500)

の贈与を受ける予定であった・・・。

 

がっ!危うく非課税が

適用されない寸前だった!

事例を挙げ説明しよう。

直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税

非常に長いがこれが正式名称。

ここでは制度の詳細説明は省く

国税局HPで該当ページを

貼っておくので参照してくれ。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm

 

ざっくり説明すると・・・。

◯自宅取得資金(土地・新築・中古・増改築)を

◯直系尊属(祖父母・父母)より贈与受けても

◯一定金額まで贈与税が非課税になる(条件あり)

こんな制度だ。

 

ミスると贈与税を取られる!

この制度の怖いところは、

諸条件が未充足の場合は適用されず

ガッツリ贈与税を持ってかれること。

 

贈与税の基本的な計算は次の通り

※また国税局HPより抜粋

f:id:bekan13:20200112155026j:plain

 

冒頭の顧客例で具体例を挙げる

親が1,000万円を子供に贈与(夫側)

※特例贈与財産用を適用(下の図)

 

◯1,000万円 − 暦年課税の基礎控除110万円

=課税価格890万円

 

◯890万円 × 30% − 控除額90万円 = 贈与税159万円!

 

計算してビックリ!

結構税金で持ってかれる!

非課税適用されないと

相当な痛手である。

 

今回危うかったことは?

大きく分けて2点

①親から贈与を受けるタイミング

②不動産の所有権名義

それぞれ説明する。

 

①親から贈与受けるタイミング

 この制度には適用期間があり

『贈与を受けた年の翌年3月15日までに住宅取得等資金の全額を

充てて住宅用の家屋の新築等をすること』

 

私の顧客がミスしそうだった部分は、

去年贈与を受ける予定であったこと。

そうすれば、今年の3月15日までに、

新築しなければならず実質不可能だった。

ホントに危なかった!

 

②不動産の所有名義 

意外に知られてないが、

この贈与税非課税制度は

土地取得資金にも使える。

 

今回の顧客は贈与金を使い

先行して土地を購入。

 

【資金計画】

土地 1,500万円

夫  1,000万円(贈与金)

妻   500万円(贈与金)

土地所有権が夫2/3・妻1/3

 

そして建物資金は住宅ローン(夫単独)

を利用して夫名義の家にする予定だった。

ここに問題が!

 

今回私も初めて知ったのだが、

土地先行購入する資金に

贈与金を充当する場合は、

建物に被贈与者の名義が

ないと非課税制度が受けれない!

 

なので夫単独名義で、

家を建てては行けないのだ!

急遽、住宅ローンを

夫婦で連帯債務にして

妻の所有権を入れる計画に。

 

税務署・税理士へ相談しよう

今回、私は不安になって、

自分の顧問税理士に電話確認。

更に税務署相談室に裏を取った。

それでも恐いので、顧客には

「間違ってても責任は取れません」

「自分でも税務署等に確認して下さい」

と念を押して面談を終えた。

 

とはいえ・・・。

業者や銀行も、一般的な税務知識を

顧客に教えることが出来るのだが、

プロではないのでミスすることも。

 

「銀行員・業者の言う通りにしたのに!」

と怒っても後の祭りである。

全て自己責任の世界だ。

 

贈与税の税率は高いので、

百万円単位で損が出る。

自分で税務署・税理士に相談して、

万全の準備をしておこう。

 

 

ではでは (*・ω・)ノ