どうも!ベカンです。
年末も近くなり不動産・太陽光投資家は、
そろそろ確定申告が気になる頃合いだろう。
私も何故かソワソワしてきたw
今年は個人名義で野立太陽光を設置。
11月より売電開始している。
私は消費税免税業者になれるが、
わざと納税事業者を選択。
投資額1420万円の8%相当、
即ち113万円の還付を受ける予定。
俗に言う「消費税還付スキーム」だ。
だがしかし!
私の知識不足によりこの還付スキームに
懸念事項が浮かび上がった!
今日はそのことについて説明しよう。
消費税還付スキームとは?
説明は長くなるので割愛する。
詳細は過去記事を参照してくれ。
【消費税還付スキームの過去記事】
私の消費税還付計画
私の当初計画では、
113万円の消費税還付をもらう代わりに、
3年間は売電収入に対しての消費税を払い、
消費税免税事業者になる予定だった。
初年度:1420万円×8%=113万円
2〜3年目:売電180万円×10%=18万円
113万円-(18×2万円)=77万円
消費税還付スキームで77万円もお得に!
そんな淡い期待を持って計画遂行していた。
これ自体は間違っていない。
でもそんな簡単に儲かる話はなかった。
高額特定資産の取得に注意!
まずは国税長HPを参照してくれ。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6502.htm
私の言うことを全部鵜呑みにしてはいけない。
何事も自分の目で確認する癖を付けて欲しい。
赤マーカーの部分が問題だ。
もし私が来年度以降に、
1000万円以上の2機目太陽光を
取得したのであれば、
消費税免税事業者になるためには、
また取得時点から3年間待つ必要あり。
私は来年度以降も、自分の融資枠一杯まで、
野立太陽光投資を行うつもりだった。
だが、毎年買い進めていくと逆に損する。
野立太陽光1機目の損益分岐点は・・・
還付スキーム 免税事業者
1年目 +113 +18
2年目 −18(95) +18(36)
3年目 −18(77) +18(54)
4年目 −18(59) +18(72)
早くも4年目で損が出てしまう結果に!
これなら最初から免税事業者の方が得だ。
唯一のメリットとしては、最初にドカンと
大きな資金を得れることぐらい。
毎年18万円返済する113万円の擬似融資だ。
ただ投資を続ければ、いつかは元金以上に
払い込む羽目になるのでオススメできない。
対応策はあるか?
無い知恵を絞っていくつか方法を考えた。
①来年度以降に投資をしない
これなら確実に消費税還付で
徳をすることが出来る。
でも私は太陽光1機で
終えるつもりはないので却下!
②1000万円以下の太陽光投資
高額特定資産は「1000万円以上」
ならば1000万円未満の太陽光投資を
すればいいだけのこと。検討余地あり。
ただし小規模なものは数も少なく、
をチマチマと買い進めるのは骨が折れる。
まどろっこしいので却下!
③来年度に限界まで買い進める
個人的にはこれがベストな選択。
来年度も買い進めれば、1機目消費税還付は、
先程計算したように損に終わるが、
大きく投資すれば取り戻せる。
やり過ぎて売上1,000万円超になると、
免税事業者になれないので注意であるが。
インボイス制度にも注意!
2023.10.1から施工が決定済の制度。
インボイス制度については、
私が普段拝聴している税理士ユーチューバー
ヒロ税理士先生に説明を譲ろう。
インボイス制度導入に負けるな!零細事業主はどのように増税対策をしておくべきか?【適格請求書等保存方式と区分記載請求書等保存方式を解説!】
まあ簡単に言うと、
免税事業者と取引すると、
相手側が消費税還付を
受けれなくなる制度。
太陽光発電の相手側は電力会社。
電力会社が免税事業者の電力は
買い取らないよ!と言ったら大変。
固定買取制度(FIT法)についてだけ、
何か次元措置を取って欲しいところだが。
免税事業者を選択できなければ、
そもそも消費税還付スキームが使えない。
太陽光売電の利回り低下。実質増税である。
今後のインボイス制度の動向注視。
顧問税理士に相談しよう
このような専門的なことは、
税理士にちゃんと相談した方がよい。
報酬が高いといってケチっても、
結果的にそれ以上の損害を被ることになる。
もちろん有能な先生であることが
前提条件にあるのだが。
うちの父経営法人で長年世話になっていた
税理士は本当に無能であった。
的確なアドバイスを貰えず、
これまで何百万円も税金で損をしてきた。
今はは銀行業務で知り合った、
素晴らしい先生にお願いしている。
【税理士に関する過去記事】
今回の投資方針も、
事務所担当と相談のうえ決めた。
非常に心強い。餅は餅屋である。
消費税還付を狙っている
投資家の皆さんもお気を付けて。
ではでは (*・ω・)ノ