とある銀行員の超投資砲

金融系男子30代 節約&投資で経済的自由を目指す奮闘記。あらゆる投資にチャレンジ(不動産・株・FX・仮想通貨・ソーシャルレンディング)

【税務】法人・個人どっちが得か?

どうも!ベカンです。

Twitter上で投資に関する質問が

偶にくるが暫く多忙で放置気味。

 

どれも質問内容がざっくりで、

正直回答に困るのもが多い。

これも未回答な理由の一つ。

 

その人の状況が詳細にわからないと、

間違った答えを教えてしまう。

大損させてしまっても後味悪いし。

 

今日は時間もあるし、

回答難易度MAXの質問を

片付けていきたいと思う。

質問内容

『法人と個人事業主とではどっちが得をするでしょうか?』

この一文が質問内容。

 

何についての損得なのか?

私の勝手な憶測で話すが、

損得が生まれるなら

税金部分の話でないか?

 

そして私は不動産・太陽光投資家。

この投資を始めるにあたり、

個人・法人どちらで開業すれば、

お得なのか知りたいと見た!

 

以上のことから

「不動産・太陽光投資は税務上、

個人・法人どちらで開業すればお得になるか?」

これが質問主が聞きたかった内容かな?

 

条件を付け加えるなら

年収300万円〜700万円レンジの

普通のサラリーマンが、

これから初めて開業して、

兼業投資するパターンだろう。

この前提で回答していく。

 

あと最初にことわっておくが、

私は税理士でないから、

間違ったことを言うかもしれない。

 

私は銀行員で多少税務に明るい、

かつ個人・法人どちらでも、

兼業投資をしている実体験で答える。

内容を信じるかは自己責任でよろしく。

 

最初に結論!

『投資の予想所得・利益で決めよう!』

これが私の答えである。

 

大まかなイメージは

投資額「小」(5000万円以下)→個人事業主

投資額「大」(5000万円超)→法人

 

法人の方が開業時・運営時の費用が高い。

小規模なうちは費用負けを起こしやすい。

アパート1〜2棟、太陽光1〜2機程度の小規模なら、

個人事業主の方に軍配が上がることが多い。

 

イメージしやすいように大雑把に話した。

実際は所得・利益の金額で線引きする。

次項で説明しよう。

 

所得・利益での線引き

では実際どれくらいの所得・利益で

個人・法人の選択をすれば良いか?

 

これを理解するには

税金テーブルを知る必要あり。

【個人:所得税】

f:id:bekan13:20191123213537j:image

【法人:法人税】

f:id:bekan13:20191123213451j:image

 

個人・法人も上記の税金テーブル通り、

利益・所得に対して課税される。

 

私が考える線引きラインは、

『個人所得900万円超』

あくまで目安だが、

個人所得でこのラインを超えるなら、

法人での運営を検討してもよいと思う。

 

超えることが確定してる、もしくは、

将来的にその所得額を超えるつもりなら、

最初から法人で進める方がよい。

 

具体例①(所得900万円以下)

<前提条件>

給料所得400万円

投資所得200万円

※各種控除後

 

投資所得200万円とは、

小さいアパート1棟・太陽光1機程度の

投資規模をイメージした

 

【個人事業主の場合】

(600 − 42)× 20% = 111.4万円

 

【法人の場合】

給料:(400 - 42)× 20% = 71.6万円

投資:200 × 15% = 30万円

合計:101.6万円

 

【内容考察】

所得900万円超でないのに、

法人の方が10万円ほど税金が安くなった。

だったら法人の方がイイじゃん!

だがそんな簡単な話ではない。

 

法人は個人より開業時・運営時に、

お金が掛かると前項で説明した。

10万円の差が埋まるくらいに。

加えて手続きも煩雑。

 

参考程度に上記前提条件程度の

投資規模での費用を提示する。

 

<設立時>

株式会社 25万円程

合同会社 10万円程

 

<運営時:決算の税理士報酬>

毎年10〜30万円程

※税理士によって相当違う

 

個人なら開業は無料。

税理士に代行しても、

精々2〜3万円じゃないか?

小規模なら確定申告だって

自分でやればいい。

 

「小規模だと法人は費用負けする」

この具体例でよくわかっただろう。

 

具体例②(所得900万円超)

<前提条件>

給料所得400万円

投資所得600万円

※各種控除後

 

小さいアパート2〜3棟、太陽光2〜3機

をイメージした所得水準である。

 

【個人事業主の場合】

(1000 − 153)× 33% = 279.5万円

 

【法人の場合】

給料:(400 - 42)× 20% = 71.6万円

投資:600 × 15% = 90万円

合計:161.6万円

 

【内容考察】

法人の方が100万円以上税金が安い。

このぐらいの規模になれば、

先程の法人コストをペイできる。

 

結局はケースバイケース

 今日回答した内容は、

人によってケースバイケース。

あくまで参考程度に考えて欲しい。

 

例えば私の場合を説明しよう。

私は家業の父経営法人名義で、

不動産投資を始めた。

 

最初のアパート1棟目は

年間家賃300万円(経費控除後は200万円程度)

小振りな投資のため通常法人運営しない。

 

ただ既に父法人があるため開業コスト無料。

更に父家業の本業部分で税理士報酬を払うため、

投資運営に係る運営コストもゼロ。

※税理士の手間は増えたが交渉して報酬同額

 

父経営法人の投資部門として

不動産拡張していけば、

実質コストゼロで投資できる。

なので法人で投資を続けてきた。 

 

そして直近で違う問題が発生した。

公庫様から法人で融資5000万円を超えた時、

これ以上の融資が出来ないと最後通告を受けた。

なので税務上、損とわかってても、

私個人でお金を引っ張り、太陽光投資を始めた。

 

な?これだけ見ても、

ケースバイケースだろ?

私のように税務以外の問題も

絡みあって複雑になる。 

 

SNS上では「法人の方がよい!」

という意見をよく聞くが、

鵜呑みにすると痛い目を見る。

 

自分で勉強して考えることが大事。

もしくはお金が掛かるが、

その道のプロに聞くのが一番。

私は銀行業務上で知り合った、

優秀な税理士に格安で、

ご厄介になっている。

 

あと質問される方々は、

もう少し具体的に書いてくれると

私の回答精度が上がる。

 

でないと間違ったことを指南して、

逆に損をさせても困る。

よろしくお願いしたい。

 

ではでは (*・ω・)ノ