とある銀行員の超投資砲

金融系男子30代 節約&投資で経済的自由を目指す奮闘記。あらゆる投資にチャレンジ(不動産・株・FX・仮想通貨・ソーシャルレンディング)

【銀行】金融検査マニュアル撤廃の影響

どうも!ベカンです。

今日もTwitterで流れたきた

恐ろしい情報を紹介したい。

長年、銀行が順守してきた

金融検査マニュアル撤廃とのこと。

どんな影響があるか?

私なりに説明していく。

 

金融検査マニュアルとは?

そもそも知らない人の為に簡単に説明。

 

金融庁が金融機関の検査の際に、

用いるマニュアルの通称。

銀行はこのマニュアルを参考に、

経営方針を決めている。

 

マニュアル策定の経緯は、

遡ること平成10年(1998年)

バブル崩壊後、銀行は不良債権まみれ。

これではマズい!と政府が、

不良債権を積極的に処理するプランを

推進・監督することを決定。

この流れでマニュアルが出来たのだ。

 

保全重視のダメ銀行を育てた

金融検査マニュアルは、

不良債権を減らすことには

非常にワークしたが弊害も多い。

 

金融検査マニュアルでは、

顧客1人1人の決算内容を

踏まえ格付を行い、

4つの債務者区分に仕訳する。

 

・正常先

・要注意先

・破綻懸念先(通称:ハケ)

・実質破綻先(通称:ジッパ)

 

銀行はこの区分ごとに、

融資回収不能額を算出して、

引当金計上や損失として償却。

 

なので銀行は担保取得や

保証協会等の保証付保して、

回収不能金額を減らそうと動く。

 

これで日本の銀行は

「質屋」と揶揄されるまでの

保全至上主義な体質へ。

 

さらに銀行員の審査能力を

著しく低下させた要因でもある。

担保・保証あれば融資するスタンス。

これでは企業の事業内容を

ろくに見ないで融資することになる。

 

顧客訪問も減り現場を見ず。

足腰の弱い銀行員の出来上がりだ。

顧客とのリレーションも図れず、

適切な経営指南もない。

現在これが非常に問題視されている。

 

こんな銀行の在り方に、

警笛を鳴らした内容の本を

下に貼っておく。

理解が非常に深まるのでオススメ。

最低でも銀行員は必読!

 

金融検査マニュアル撤廃後は?

今までは顧客の決算内容を見て格付し、

債務者区分の仕訳を行なってきた。

いわば「過去の結果」にフォーカスを

当てた審査スタイルだ。

 

将来性があっても、

過去業績が悪ければ低評価。

加えて担保・保証が無ければ、

融資も真面にしない。

 

これでは伸び代がある

ベンチャー系の企業は育たない。

 

マニュアル撤廃の目的は、

保全重視の銀行からの脱却。

顧客毎に事業性評価を行い

「将来性」を見定めて審査する。

 

より踏み込んだ顧客との対話で、

事業内容を真に理解し、

適切なアドバイスを行いつつ、

企業の「これから」を支援する。

 

本来の銀行の姿に原点回帰する。

これが金融庁の求める銀行像だ。

 

実際の現場はどうなるか?

ただそうは簡単にいかない。

金融検査マニュアルを順守して、

銀行は決められたルールの元、

格付・融資審査を行なってきた。

 

今後は、銀行独自のスタイルで、

経営方針を決めることになるので、

何か問題があっても、

「ルールに従ったまで」と

言い訳をすることが出来ない。

慎重な対応を取れば、

融資は実質引き締め傾向に。

 

そして今回の肝となる

事業性評価についても問題がある。

「将来性を見極める」と簡単に言うが、

そんな高等テクニックは、

今の銀行には出来ない。

 

下手に良い評価を与えて

融資した先が倒産でもしたら、

責任のなすりつけ合いが始まる。

リスク回避のため融資に

後ろ向きにならざる負えない。

 

事業性評価は時間も掛かり、

何万件もある融資先に、

其々個別に行うには

マンパワー不足。

 

銀行も営利法人のため、

そこそこ儲けやロッドが見込める

大きい会社には注力するだろうが、

中小零細が放置される危険性もある。

 

融資機能が停滞すれば、

経済活動も縮小。

日本経済の悪化が必然。

これではダメだ。

 

 

真の解決策はAI化?

事業性評価をしたくても、

能力・人員不足で出来ない。

責任追及を恐れ消極姿勢に。

 

これは極めて個人的意見だが、

すべてAI化してしまえば、

こんなことも起きないだろう。

 

人間が何時間も掛かることが、

機械なら秒で出来る。

属人的要素も無くなり、

平等な判断が下される。

AI判断なので個人が、

責任を負うこともない。

 

 

不動産・太陽光投資にはプラス?

これも憶測であるが、

不動産賃貸・太陽光発電などは、

逆にプラスに働くのでは?と思う。

収入見通しがある程度読みやすい

 

コインランドリーで

手痛い目にあった記事を

昨日読んで思ったが、

見込みが甘いと一撃退場を喰らう。

www.bekan13-investor.com

コインランドリー程度のことでも

こんなに痛い目を見るのだから、

億単位の設備導入する製造業等なら、

顧客も銀行も被害は甚大だ。

その分、不動産賃貸・太陽光発電は、

よっぽど酷い案件でなければ

比較的安定するし気軽なもんだw

 

不動産・太陽光投資家としては、

この未来がきて欲しいw

本日の内容は個人の憶測ばかりだが、

これから銀行の融資スタンスがどう変わるか?

皆さんも一度考えてみて欲しい。

 

ではでは (*・ω・)ノ