一時期、非常に人気だった太陽光発電だが、
いまはめっきり話を聞かなくなった。
わたしは「あまのじゃく」な性格のため、
周りが見向きもしなくなってから興味が湧いたりする。
結論から書くと、アパート屋根上に太陽光パネルを乗っけることにした。
その経緯を今日は紹介しよう。
太陽光発電との出会い
わたしは太陽光発電が流行った7年前頃、
とある地方で法人融資を担当していた。
そこは日本でも日照時間が長く、太陽光発電に打って付けの地域。
アパート融資先、地元の大地主に対して設置の営業をし、
太陽光設備業者を紹介して融資に結び付けた。
田舎で貸出需要が少ない中、そこそこの実績を残す事が出来た。
その時の記憶が強く頭に残っており、
太陽光には「良いイメージ」が刷り込まれている。
太陽光発電事業への参入検討
縁あって、いまは同地域にアパート1棟経営してる。
わたしが「1号君」と呼んでいる物件だ。
詳細は過去記事を貼っておく。
屋根の上の有効活用手段として
パネル設置による売電事業を行い、
追加収入を得ようと思った訳だ。
太陽光発電って儲かるの?
正直わからない(おい!)
不動産投資と一緒で、運用期間が長期に渡るため、
「終わってみないとわからない」がわたしの回答だ。
ただ、太陽光設置業者の収支シミュレーションを見て
個人的には何となく行けそうな気がしている。
業者提案内容をざっくり記載する。
<今回の太陽光投資概要>
設置金額 約500万円
売電収入 年間45万程
表面利回り 約9%
安定的に売電収入が9%(実質はもっと低いが)入ってくれば御の字だ。
屋根上は何も使ってないし利用しなければ勿体ない。
太陽光発電のメリットは?
・太陽が消滅しない限り、パネル寿命まで発電収入を得ることが出来る。
・パネルが熱吸収してアパート室内温度を下げる
・20年間も固定金額(18円/1kW)で電力を買い取ってくれる。
特筆すべきは固定金額で電力を買い取ってくれる「FIT法」があること。
考えてみてもほしい。
他の投資話で、わざわざ国が利益を保証してくれることがあるのか?
わたしの知っている限りではない。非常に心強い!
しかも、一定の要件を満たして各種申請手続きをとれば、
・償却資産税の免除
・政策金融公庫からの融資利率割引
等の優遇も受けることができ、至れり尽くせり。
アパート経営・株式投資と比較した場合、
爆発的な利益は期待できないが、細く長く収益を得る投資
であると判断して設置を前向きに検討している。
太陽光発電のデメリットは?
特段デメリットはないと考えている。
強いて言えば・・・
・収益性はそこまで高くない
・限りある融資枠を使ってしまう
個人的に思いつくのはこの程度である。
台風等の災害リスクは保険でカバーできるし、
高い場所にあるため、変ないたずらをされることもなく、
パネルの反射光で周りの住人に迷惑をかけることもない。
日照時間が少なくなり、当初シミュより発電されないリスクについては、
冒頭で説明した通り、日本でも有数の日照時間を誇る地域のため楽観視している。
最後に
残念なお知らせもあるが、固定買取価格は年円落ち続けている。
H30年で認定取得した場合(18円/1kW)買取。
そして今年度申請は11月をもって終了している。
来年は16円になる見通しで今後も逓減していく。
来年以降に太陽光発電を検討している人は、
もっとシビアに考えていかないといけない。
それでもわたしは他の投資と比べたら、
リスクが非常に少ないと考えているため、
来年以降も太陽光発電の案件を増やしていく方針だ。
具体的に言えば、土地を借りる・買うなどして、
野立の太陽光発電所をつくっていこうと思う。
本件のアパート屋根への太陽光設置と並行して進めていく。
今後も進捗については報告していくので、
太陽光発電投資を検討している読者の方がいれば
参考になればと願っている。
それではまた ノシ