不動産管理会社より未公開物件の紹介を受けた内容の続き
売主との交渉状況
進展なし。
95歳のおばあちゃんオーナーで入院中。
何の病気かわかならんが、検査結果が良ければ、
そのまま退院して施設に入るとのこと。
だが、検査結果次第では、売買の話はお預けになる可能性を秘めている。
仲介の管理業者には、その実質後見人である子供たちに、
「大変な時期ではありますが、お母様が亡くなって相続になる前に、
少し大変でも売買して現金化しましょう」
と売却を促している。
こればっかりは待つしかない
が!非常に歯がゆい。
政策金融公庫との融資交渉
親父が経営している法人で、融資を申込み。
わたしは銀行員だから、審査に必要な書類、聞かれることは大体分かっている。
金融機関との交渉では、わたしは非常に大きなアドバンテージを得ている。
「自分が審査している」と過程し考えれば、おのずと審査の勘所は見えてくる。
今回は自分がいつも融資業務で作成しているような
補足説明をA4用紙1枚でまとめてみた。
本日11/28に親父が公庫に出向き面談。
補足説明の効果もあったか、あっさり「内諾」を得ることが出来た。
金額は1,500万円(ちなみに買付証明では893万円で指値・交渉中)
融資応諾の秘訣
詳しくは書けないが、親父の会社業績は、控えめに言っても「悪い」
債務超過・万年赤字の零細企業。
普通の銀行では「相手にされない」or「担保・保証ベタベタの高金利貸出」
が関の山だ。
それでも融資を引っ張らないといけない局面で、
今回成功したポイントは2つ
・業績低迷している会社にも融資可能な金融機関に依頼(政府系・信販系等)
・融資担当者が簡単に稟議書を作れる材料を与えること
よく融資付けが下手な人の話を聞くと、
各銀行ごとの「融資スタンス」を知らないで申込みをしているケースが多い。
超低属性な人がメガバンクに相談したり、
そもそも不動産投資に後ろ向きな銀行に申し込んだり・・・。
まあ、わたしが銀行員だから「融資スタンス」がわかるだけであって、
金融関係の仕事以外の人は、確かに容易にわかるハズもない。
事前に情報収集、トライ&エラーを繰り返すしかない。
そして、金融機関の担当者は、とにかく忙しい!(自分もそうだ!)
サクッと簡単に実績になる案件を優先して処理していきたいと考える。
その点で言うと、審査ポイントが要約された「補足説明」を提出することで、
担当者は、少し手を加えるだけで融資の稟議書を作れるので、
こちらの融資依頼を、気持ちよく受けてくれるという訳だ。
最後に
何はともあれ、融資の後ろ盾を得ることができた。
あとは売主が体調回復するのを待つしかない。
今回の内容では、わたしが「銀行員であるアドバンテージ」を強調した。
また以降の記事で、銀行向け「補足説明」の書き方も紹介していくとしよう。
ではよい投資ライフを!
ではでは ノシ