・売れ残り物件の現実
サラリーマン大家という言葉が定着化してきた。
「待楽」「健美家」等の不動産投資サイトでき、
誰でも不動産情報に簡単にアクセス出来る時代になった。
ただ、インターネット上に掲載されている物件情報は
簡単に売れなかったから表に出てきた可能性が高い!!
本当によい物件ならば、業者が自分で運営してもいいし、
業者の上顧客に仲介して恩を売っておくハズ!
結局、たいして良くない物件だから、
ネット上で広く募集せざる負えないのが現実。
「かぼちゃの馬車」から始まる不動産業界の闇を
みんな見てきたであろう。
ネット上の仲介業者は売れてしまえば、
仲介手数料を抜いて「はい、さよなら~」だ。
とにかくネット上で物色するのであれば、
相応の知識・経験、そして常に疑いの目で臨まなければならない。
・稀によい物件もある
本当に稀だが、良い物件が掲載されることもある
・業者の値付けミス
・売主の事情による格安価格(資金がすぐ必要)
・長期間売れ残りに耐えれず値下げ etc
ただ、毎日サイトの新着物件チェックする手間が掛かる。
もちろんライバルも多い。
大体の場合、良い物件は瞬間蒸発してしまう傾向にある。
朝昼晩とみて、見つけた瞬間に買い付けいれるくらいの
意気込みでないと間に合わない。
自分もやってみたが、勤め人やりながらだと時間がなく
費用対効果が薄く、すぐにやめてしまった。
ホワイト企業に勤人でアフター5の時間がたっぷりある人、
もしくは寝る間を惜しんでネットに張り付く根性がある人には
向いているかもしれない。
・指値次第で良い物件になることも
不動産投資は、どんな物件でも仕入価格次第で、良い投資になるケースが多い。
ネット掲載物件でも、交渉の末に大幅値引きが出来ればよい。
その際は、値引き根拠を明確にして臨むことが重要である。
・修繕履歴:大型修繕未実施
・間取り :和室・3点ユニット・洗濯機外付け
・空室率 :全・半空
・入居者 :外国人・悪質入居者
・地形 :変形地・旗竿地・極小地
あらゆるマイナス点を指摘して、値引き交渉に挑むと説得力がある。
ただし、やりすぎると相手が怒って去ってしまうので、
人柄を見て空気を読まないといけない。
・やはり未公開物件が一番
これにつきる。
未公開の情報紹介は、ライバルもいないし、業者も便宜を図ってくれる。
どんな商売でもそうだが、仕入価格を抑えることが利益に直結する。
未公開物件の紹介は、低価格で不動産を仕入れる可能性をグッと上げる。
業者は売主・買主から手数料を抜けるのでモチベーションが高い。
よって、取引成立するように前向きに動いてくれる。
売主の状況・物件の情報をそれとなく教えてくれる。
・最後に
サラリーマンの不動産投資は、いまとなっては一般的になってきたが、
ひと昔は全然だった。銀行が簡単にお金を貸してくれて、元手ゼロから始めらる
ことも多くなり不動産投資が世間に浸透してきた。
ただ、不動産投資の世界はそんなに甘くなく、割高物件・不当なサブリースにハマり、
1件目で退場する初心者も多い。
ネット掲載案件は、気軽に自宅で閲覧できるので、
とっかかりやすいが、よくよく注意して見るようにしよう。
ネット掲載情報の危険性ばかり記載したが、不動産投資の初期段階では、
相場感を養うには非常に良い。勉強のため毎日眺めるのもよし。
実際物件を見るのもイメージが沸く。
そして未公開物件を掴む努力もしよう!
・地元の不動産業者に営業訪問する。
・知人・血縁に不動産関連の人がいれば相談する
それではよい不動産投資ライフを!
グッドラック!